タピオカ日記
皆さんこんばんは、タピオカです。
最近めっきり寒くなってきたので、
暖房をそろそろつけようか、
いや、電気代節約の為にまだまだ粘るぞ
この間で悩んだ結果、朝起きて1時間だけつけるという中立案に落ち着きました。
健全ですね。
というわけで、今日の内容なんですが、最近読んだ本をご紹介したいなと思います。
別に企業の回し者とかではないので、個人の気軽なレビューだと思っていただければ幸いです。
ご紹介したいのは
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
という本です。
最近話題の本ですね
この本の良いところは
錯覚資産とは何か、なぜ錯覚資産が必要なのかを心理学を用いた実験やデータから
かみ砕いて分かりやすく図も交えながら説明してくれているところです。
所々の挿絵も味があってユーモラスです。
この本の著者であるふろむださんは現役のブロガーである傍ら、
現実世界でも会社をいくつも創業されてるすごい方なんです。
そのうち一社は上場までされてるので、相当なやり手である事がうかがえますね。
この本の中でふろむださんは
錯覚資産
という語を頻繁に使用されています。
というか、
錯覚資産を早く持てよみんな!!
というのがこの本の本質なんじゃないかなと思います。
では錯覚資産とは何か?
ざっくりとふろむださんは著書の中でこう述べられています。
人々が自分に対して持っている自分に都合のいい思考の錯覚
具体的に見ていきましょう
ある会社の1部門でトップの成績を修めているA さんがいたとします。
このとき多くの人は
Aさんには何をやらせても優秀に違いない
と思うようになります。
つまり、彼のやることが何でも好意的に解釈されるようになります。。
「もちろん得手不得手はあるだろうけど、全体的に優秀だから、どこの会社に行ってもそれなりの成績を残すだろう」とみんなに思われるようになるのです。
みんながその人に対して好意的になると、
その人の周りには、人も仕事も集まるようになります。
でもよく考えてみてください。
その人はある会社のたった一つの部門において優秀なだけです。
他の部門、ましてや他会社に行ったらどうなるかなんて神のみぞ知る世界です。
でもその人ならやってくれそうな気がする。。。
それが錯覚資産の効果です。
この本を読んで感じたことは、錯覚資産って誰にでも作れるのに、みんな作ろうとしないんだなって事です。
僕が就活をする上で、
TOEICで満点を取っていれば、それだけで英語ぺらぺら人間に見えるかもしれません。
グループディスカッションで絶対に最初に発言することを実行するだけで、積極的な奴だなと周りから一目置かれるかもしれません。
この本を読むまでは、資格やスキルは必須ではないと考えていましたが、やはりそういったモノがあるだけで人は簡単に人に対して錯覚するのだということを認識しました。
正直な話、まじめで実績があるだけでは損をするということです。
その実績をどうアピールするか、
自分をいかにブランディングするかが大事だとこの本に書いてあるような気がしました。
とりあえず、TOEICで満点目指します。